ICの現場2は会員が会員を取材し掲載していまし。
Vol.13 木和田 里美さん
オーダーカーテン オンラインストア店長、デザイナーの仕事をご紹介します
■氏 名  木和田 里美
■会社名  有限会社オー・スリー http://www.oht.co.jp/
■業務内容 オンラインストア運営、デザインコンサルティング、グラフィックデザイン、パッケージデザイン、
      ブランド戦略・商品開発、Webサイトの企画・制作、Web動画制作(Flash、HD)、
      Webアプリケーションサーバ・DBの構築、     
■趣 味  似顔絵 あみぐるみ、編みもの
■座右の銘 なせばなる、なさねば成らぬ何事も。成らぬは人の為さぬなりけり。
■尊敬する人 ダライ・ラマ法王14世
■好きなデザイナーは三宅一生氏。
 
自らの引越し体験と、前職の経験からオーダーカーテンのオンラインストアを開く。

ある日、自らの引越しでオーダーカーテンを注文しなければなりませんでした。その時に「カーテンショップに行くのも面倒だし、採寸に来てもらい立ち会う時間もないしなぁ・・・。あ、そう言う人は、私以外にも多いはず・・・」と思ったのがきっかけで、オーダーカーテンのオンラインストア開店へと結びついたそうです。百貨店でオーダーカーテンの仕事に関わっていた経験もあり、メーカーさんの協力を得て、2005年にインターネットでオーダーカーテンを販売する「オーダーカーテン通販おりーぶを開店。今年6月にサイトをリニューアルし、全国にオーダーカーテンを届けていらしゃいます。

木和田さんは、メーカーのインハウスデザイナーとして、タイルのデザイン、商品企画開発をされていました。そこで、内装から外装までタイルのデザインや商品開発を任され、全国のICや設計士の方と接点を持つ機会が多かったそうです。今までに、某ドーナツショップや大手ハウスメーカーの特注タイルにも木和田さんが開発をしたタイルが使用されています。木和田さんはプロダクトデザインを通して、建築業界にかかわりはじめ、10年以上務めたそのメーカーを退職し、百貨店へ転職。そこでは住宅のインテリア、特にオーダーカーテンの仕事や売り場のブランド導入にも関わっていました。現在の会社では、デザイナーとして放送局など企業のWEBデザインを担当し、オンラインショップ立ち上げにも自らの経験をいかし、企業ブランド構築・コンサルティングもしているそうです。

オーダーカーテン通販おりーぶ
 ↑ オーダーカーテン通販おりーぶのサイト画面      メールと掲載商品の確認作業と、  お客様にお届けする生地サンプル ↑

      

Q、インターネット販売のご苦労など、運営されていかがでしたか?

インターネットでオーダーカーテンを販売するサイトはすでにいくつもありますので、よそとは違う、、、を模索しました。
その中でも私の会社ではシステム開発もしていますので、その強みを生かし、運営する「おりーぶ」では寸法を入力して見積りを瞬時に表示する自動計算見積システムと、ドレープとレースのマッチレースシステムを独自に開発。より、買う人の立場で見たカーテン生地の選び方を考えました。メーカーさんのご協力で美しい写真を使い、おりーぶのコンセプトに合った生地をセレクトしています。
お客様のお顔が見えない分、メールでのやり取りに心を配ります。特に、WEBサイト上では、自らの出来事や、商品に関するいろんなことを、詳しく掲載するようにして、常に新しい情報を発信しています。ネットは正直。だから不思議と画面上に表われてしまいます。ご注文をいただき、カーテンを掛けられたお客様から「オーダーカーテンにして良かったです。」とメールをいただいた時は、ほんと感激!です。

Q、インテリアコーディネーターとして何が一番必要だと思いますか?

常にアンテナを張り、新しい情報をたくさんキャッチし、自分の考えをうまく伝える、コミュニケーション能力を身につけることが大事だと思います。

Q、コーディネートするとき、特にどのようなことを心がけていますか?

そうですね、インターネットの場合はお客様のお顔や服装が見えませんが、最初に選ばれた生地でだいたいの趣向がわかります。その後、数回のメールのやり取りでお客様の希望するインテリアイメージに近づくよういろんな角度からリサーチしよりよいカタチで提供できるよう心がけています。

Q、今までの経験の中で、一番印象に残っていることはどんなことですか?嬉しかった思い出、または、苦しかった思い出などを聞かせてください。

デザイナーになり、はじめて自分で開発した新商品(タイル)が市場に出て、その施工例もできたとき。

Q、今後、コーディネーターになろうとしている人たちへメッセージ(アドバイス)をお願いします。

インテリアコーディネートで、はじめに暮らしありきといわれるように、実生活の経験がそのまま活かせるすばらしい仕事だと思います。何事も経験だと思っていろんなことにチャレンジしてください。

 

 

実は、IICA再生の仕掛人

木和田さんは、インテリアコーディネーターではありませんが、誰よりもIICAの事を思い、考え、盛り上げてくれている一人です。
1996年ころ、IICAは、会員人数は減り続け、活動も下火で集まる人数も少数、いつも同じ顔合わせの状態でマンネリ化。会自体の運営・存続に危機感があったそうです。当時のIICAは事務局が賛助会員に置かれ、しかも会長を頂点にピラミッド型の組織だったそうです。
そこで、現在顧問の西田さんがIICAはこのままではまずい、何か新しいことをしなければ・・・と考えていたところに、以前から親しくしていた木和田さんから、WEBの世界の話を聞き、その中でもインテリア関連の情報がインターネットでまだ、少ないからインテリアのことを発信したいなぁ、、、の木和田さんの言葉にひらめき、全国のインテリアコーディネーター協会のホームページでは先駆けてIICAのWEBサイトを開設。これを機に入会をし、当時の役員メンバーとともに、今後は会員個人が主体になり、ネットを通じて情報を発信し、ピラミッド型からネットワーク型に変えようという提案が出されました。事務局も個人に置かれ、賛助会員はあくまでも会員をサポートをするという立場で、今日のIICAの形ができあがりました。
徐々に活動も活発化し、ホームページもどんどん新しいコンテンツが増え、会の活動を紹介したり、様々なイベント情報などの発信をしながら、今日に至っています。

 

お仕事の一部を紹介
 

1575年天正三年創業の加賀毛針の通販サイト構築。加賀毛針アクセサリーの通販サイト構築。 デザインスケッチと実際のアクセサリー

 

写真家「野町和嘉」の公式サイトの運営及び、オリジナルフィルムからの額入り写真を販売。

 企業やショップ、商品などのロゴマークの制作

 


あみぐるみのホームページも制作し、それでは物足りなくて、アニメーションまで制作されてました。(笑)
(木和田さんは手先がとても器用です。)

様々な、ネットと人とを繋ぐ、まさにクッション的な役割の仕事をされています。
常に時代の先を読み、ネットにおいてはこれからはブランディング重視、コンテンツの時代が来ると熱く語る木和田さんでした。

各企業の商品パッケージデザイン  似顔絵・キャラクターのあみぐるみ製作で作家活動!

 

取材を終えて

木和田さんはIICAの原動力として、なくてはならない存在です。一見おっとりして見えますが、思い立ったときの行動は素早く、また、アイディアを思いつく能力がすば抜けていると感じました。情報収集は、誰でも簡単に出来る時代ですが、そこから新しいものを生み出すには相当な努力が必要です。木和田さんは、その努力も楽しそうなので、これが天性のクリエイティブ力なのかなと思います。今回の取材でも、いろいろな情報や話題を提供していただき、とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
また、OH!3の社長さんには、取材におじゃました際にも快く事務所をお貸し下さり(お茶までいただいて!)本当にありがとうございました。

今後とも、IICAのホームページを、どうぞよろしくお願いいたします。

● 取材:掛野俊介 西村恵美子

 

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