スキルアップセミナー
✎ 手描きパース 実務講座第1回 リポート 2010年10月6日(水)開催 ✐
ひたい(・・・)に「M」の文字がくっきりと浮かぶこの可愛い猫ちゃんは、「虎鉄 (こてつ)」クン。
「手描きパース実務講座」は、この虎鉄クンの飼われている、
IICA賛助会員の㈲マックユニオンさんに集合するところから始まりました。
こちらのショールームを拝見して、かつ車を停めさせていただいてから、
皆で会場の㈱サンゲツさんへ向かったのです。
虎鉄クンのひたい(・・・)の「M」は、マックユニオンさん&松尾社長の頭文字。
偶然現れたノラちゃんだったそうですが、美しい毛並みのちょっと神秘的な男の子でした。
猫好きとしてはとっても後ろ髪をひかれ、
ショールームの素敵な商品も もっとゆっくり見たいな~と未練を残し、
パースのお勉強に向かいました。
* * *
パースの講座は、長年開催したいと希望しながらも 延び延びになっていたもので、初開催となります。
パースは苦手という人も多いですが、習得できればインテリアコーディネーターとしてのスキルがパワーアップできるとあって、定員10名の募集に対し、申込者19名の大盛況となりました。
講師は、親しく交流を続けているお隣り富山県のICクラブ副会長:宮原優子さんにお願いしました。
10/6~12/15まで、5回にわたってご指導いただきます。
第1回目は、まず自己紹介を兼ね、講座に参加した動機や想いを発表することからスタート。
この講座は、
お施主様の前でサラサラとイメージパースが描けるようになるための、
手書きクイックパースの勉強を主にカリキュラムが組まれています。
第1回目は、「パースの基本・・・線と面の描き方。影、立体の描き方。家具の描き方。」です。
実技のはじめは、基本線3種類の描き方です。
4Bのチャコールペンシルを使用し、細線、中線、太線をフリーハンドで…………。
真っ直ぐな線が描けない………と気にしがちですが、
フリーハンドですから多少曲がるのは当たり前です、気にしない、気にしない……、
邪念を捨て、思いきって一気に描くと良いそうです。
みなさん、きれいに描けてました。
グラデーションの表現……..
立方体の表現……..
「線の強弱」と「影」がとても重要であるという説明を講師から受け………..、
苦手意識を捨て、とにかく描いていきます。
立方体にグラデーションのテクニックを使い影をつけていくと、グッと良い感じになりました。
立体感が出ていますよね。
テーブル、イス、円柱、ボール、ベッドなどの練習が続き、
チャコールペンシルで手も机も黒くなりながら、格闘すること約2時間。
本日のお勉強の成果です。
さすがにインテリアコーディネーター試験の難関をくぐりぬけてきた皆さん。
受験以来パースを描いていないと言いながら、これだけ描いてしまうなんて!……..(驚)……(驚)
最後に、
次回までの宿題として、ソファ×2つ、L字キッチン×1つを描いてくるという課題をいただきました。
今回の基本を応用し、それぞれ自分なりのソファとキッチンを描いて来てくださいね~。
終了後、感想を伺った方々から、
「勉強になった~」「楽しかった-」「IICAに入会して良かった~」と、嬉しいお声をいただきました。
宮原先生、ご指導ありがとうございました。
次回は、10月27日(水)。
第2回目のカリキュラムは、
「クイックパースの作成・・・LDKの平面図を基に、簡単に早く描けるパースについて」です。
次回もお楽しみに!!
手描きパース実務講座 第1回レポート&写真:柿本