『石川・富山・福井合同見学会~初夏の金沢を歩こう!~』 レポート

『石川・富山・福井合同見学会~初夏の金沢を歩こう!~』 レポート

2010 IICA 初夏の金沢を歩こう! 伝統工芸と新しい風に触れる一日という素敵なテーマに心惹かれて参加しました。

先ずは、金沢の新スポット、しいの木迎賓館で集合し、「ポール・ボキューズ」でコーヒータイム。
11時開店でしたが、あっという間にほぼ満席となっていました。
カプチーノおいしかったです。
しいのき迎賓館の名前の由来となった「しいの木」もとても素晴らしかったです。
その後、金沢金箔の「カタニ」さんへ。
お店の方の丁寧な説明に、ついつい、ふるや紙を買ってしまいました!
そのまま歩いて主計町へ。
趣のある「暗がり坂」を降ったところに、町屋の「菊乃や」さんがありました。

←「暗がり坂」  ←「菊乃や」さん

8度傾いていた旧屋を2年半の月日と新築3件分の費用をかけて見事に再生。
前の道には車が入れないので、全て手作業で搬入されたそうです。
1階床の間の「落し掛け」の材1本で、「小ベンツが1台」買えるとか!!

そちらで仕出しのお弁当を頂きました。
お弁当の仕掛けにもビックリ!!とてもおいしいお弁当でした。

    ⇒     
「いけの」さんのお弁当を開くと・・・


↑お弁当撮影会になりました。

菊乃やさんは、こじんまりとした町屋でしたが、とても落ち着く空間でした。
こだわりの内装は、とても興味深く、オーナーの説明を「へーぇ、へーぇ」と感心しながら、お聞きしました。
オーナーは旅行会社の方で、知人である、前住人のアメリカ人に勧められて、この町屋を購入したそうです。
その経緯や、再生の様子を、とても丁寧に話してくださいました。
ちなみに畳一枚、確か23万円程とのこと。八畳で・・・。
普段は外国人向けの宿だそうです。

←この欄干を残したいとの思いから、再生されたそうです。

その後、東山を散策して、横安江町にある、桐工芸の「岩本工房」さんへ 若いきれいな作家さんが創作していました

←桐工芸の「岩本工房」さん

「桐のちょこっとトレー」を購入したら、こんな包装をしてくれました。
ただの切りっ放しの綿布なんですが、ちょっと粋な感じでした。

最後は近江町市場へ。カフェでお茶をして解散となりました。
今回は、北陸三県合同の見学会ということで、各県の会長さんも参加されていました。
富山の方々も参加されて、皆さんとお話ができ、とても良い交流の場になったと思います。
一日、とても楽しく、興味深く過ごせました。
企画された方々、ありがとうございました。
参加された方々も、お疲れ様でした。ありがとうございました。 

文:立田    写真:米谷・柿本

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